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能登牛のブランド化

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レストラン「てらおか風舎」の経営

また、消費者の嗜好を直接確認するアンテナショップ的発想で、昭和60年地元志賀町で直営レストラン「てらおか風舎」の経営にも乗り出しました。
「てらおか風舎」では、能登牛と共に育った能登の老舗の肉屋として、厳選した能登牛をはじめ、納得のゆく美味しい肉のみをこだわりのレシピにより消費者に直接提供し、遠方から多くのお客が車を走らせる店として認知され、その役割を十分果たすことができました。その後に展開した金沢店とともに、レストラン経営が当社独自のこだわりレシピの確立に果たした役割は大きいです。
「てらおか風舎」金沢店は今年で開店10年目を迎えたが、当時金沢市内で「能登牛」の知名度は当社の想定より低く、将来の能登牛の状況に危機感を抱いたことから、能登牛のブランド化を進める上で金沢市内でのレストラン開業が最良の方法であると考えて開業に踏みきりました。

「能登牛」の認定基準設置とブランド化

石川県では、生産者団体、食肉事業者、大学、消費者団体、県など11団体で組織する「能登牛銘柄推進協議会」を設置しています。同協議会で品種、生産地、肉質など能登牛の認定基準を設け、平成7年11月15日に「能登牛(のとうし)」ブランドが成立し、この基準を満たしたものに限定して「能登牛」として協議会が証明を付けて出荷を許可することとしています。同時に平成19年10月には、生産者団体である全国農業協同組合連合会が「能登牛」として地域団体商標を取得するなど、関係者が一体となって「能登牛」のブランド化を推進しております。


<能登牛ブランドの認定条件等>

全国ブランド化に向けて

能登牛は、その希少性からほとんど石川県内のみで消費されてきたため、県外での認知度は低い現状にあります。また、従来ほとんどが、精肉として利用されており、付加価値を高める加工食品の開発はほとんど行われてきませんでした。今後県外でのブランド化を進め、能登牛の消費量を飛躍的に増やすためには、精肉ばかりでなく日持ちのする加工食品の形で、直接消費者に対して能登牛の認知度を高めていく必要があると考えております。

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